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東京都新宿区の歴史
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所在地 新宿区中井2-20-1 (林芙美子記念館)

  林芙美子終焉の地
 小説家 明治36年(1903)~昭和26年(1951)
 福岡県門司市(現・北九州市)出身。大正11年(1922)、作家を目指して尾道から上京。さまざまな職業に就き苦労を重ねた末、昭和5年(1930)に『放浪記』がベストセラーとなり一躍流行作家となります。この年上落合に転居し、その後20年余りを落合で過ごしました。現在、林芙美子記念館となっている家は、昭和16年(1941)に完成したものです。



 この建物は『放浪記』『浮雲』などの代表作で知られる作家・林芙美子が昭和16年(1941)8月から昭和26年(1951)6月28日にその生涯を閉じるまで住んでいた家です。
 大正11年(1922)に上京して以来、多くの苦労をしてきた芙美子は、昭和5年(1930)に落合の地に移り住み、昭和14年(1939)12月にはこの土地を購入し、新居を建設しはじめました。
 新居建設当時、建坪の制限があったため、芙美子名義の生活棟と、画家であた夫、緑敏名義の仕事場の棟をそれぞれ建て、その後すぐにつなぎ合わせました。
 芙美子は新居の建設のため、建築について勉強をし、設計者や大工を連れて京都の民家を見学に行ったり、材木を見に行くなど、その思い入れは格別でした。このため、山口文象設計によるこの家は、数寄屋造りのこまやかさが感じられる京風の特色と、芙美子らしい民家風のおおらかさをあわせもち、落ち着きのある住まいになっています。芙美子は客間よりも茶の間や風呂や厠や台所に十二分に金をかけるように考え、そのこだわりはこの家のあちこちに見ることができます。
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