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東京都新宿区の歴史
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所在地 新宿区新宿2-15-20 (正受院)

新宿区指定有形民俗文化財
 正受院の脱衣婆像だつえばぞう
     昭和59年(1984)11月5日指定



 木造で像高70センチ。片膝を立て、右手に衣を握った奪衣婆の坐像で、頭から肩にかけて頭巾状に綿を被っているため「棉のおばば」とも呼ばれる。本像は咳止めに霊験があるとして、幕末の嘉永2年(1849)頃大変はやり、江戸中から参詣人をあつめ、錦絵の題材にもなっている。当時、綿は咳止めのお礼参りに奉納したと伝えられる。
 本像は小野篁の作であるとの伝承があり、また田安家所蔵のものを同家と縁のある正受院に奉納したとも伝えられる。像底のはめ込み板には「元禄十四辛己年奉為当山第七世念蓮社順誉選廓代再興者也七月十日」と墨書されており、元禄年間から正受院に安置されていたことがわかる。
 平成9年(1997)3月 新宿区教育委員会
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