東京都新宿区の歴史
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 所在地 新宿区新宿2-15-20 (正受院) 新宿区登録有形文化財(工芸品) 梵鐘(平和の鐘) 平成14年(2002)2月1日登録 宝永8年(1711)、江戸神田の鋳物師川合兵部藤原周徳により鋳造された銅造の梵鐘。 総高135センチメートル、口径72.8センチメートル。竜頭は中央に宝珠を持つ両頭式、乳(突起)は四区に合計108個を配し、撞座は2個設けられている。 池の相段は四区全体に銘文が刻まれている。それによるとこの鐘は、正受院第五世住職の覚誉上人が発願したものを、万人講の助力をえて第八世住職の仰誉が完成させたものであることがわかる。 なおこの鐘は、太平洋戦争に際し、昭和17年(1942)に金属供出されたが、戦後アメリカのアイオワ州立大学内海軍特別訓練隊にあるのが発見され、昭和37年(1962)12月に正受院に返還されたという数奇な来歴をもっており、「平和の鐘」と呼ばれる。 江戸時代の梵鐘は、このような金属供出により現存数が少なく、価値が高い。 平成15年(2003)3月 新宿区教育委員会 PR |
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永山
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