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東京都新宿区の歴史
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所在地 新宿区歌舞伎町2-17-5 (稲荷鬼王神社)

 稲荷鬼王神社の天水琴

水琴窟の由来は小堀遠州の考えた、つくばいの排水装置、洞水門と言われています。
後に江戸期の庭師が水琴窟の名で音を楽しむ事を兼ねた装置として各地に作りましたが、残念な事に時代と共に忘れられた存在となりました。当社では往時の雅をしのび、平成16年(2004)11月3日に水琴窟師 田村光氏により雨水を利用した水琴窟、天水琴を建設致しました。
大神様のおわします社殿の屋根からの雨水を大きな甕に溜め、少しずつ水琴窟に注いで、音を奏でる仕掛けになっています。
耳を澄ますと、地中から弦を弾く様な、かすかな響きが聴こえてきます。
滴が作りだす、可憐で、聴くたびに不規則に変化する余韻が耳の奥にしみこみ人の心をつつみこみます。
竹筒に耳を近づけて聴いてみて下さい。
尚、つくばいの水は雨水ですので飲めません。
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